理事長就任のご挨拶


 
 平成24年6月24日開催されました総会におきまして、前任者石山英一先生の任期満了に伴う役員改選で次期理事長を拝命致しました。歴代理事長の偉大な功績を思いますと、地方在住ということもあり、十分に勤めを果たすことができるか不安でありましたが、東京都耳鼻科医会はじめ多くの方が支援して下さると言うことでお引き受け致しました。副理事長を鈴木徹先生(愛媛)、阿部博章先生(鳥取)、中澤宏先生(東京)にお願い致しました。また石山前理事長のご尽力で日本医師会の横倉義武会長を顧問にお迎えすることができ、心強い限りであります。

 衆議院で消費税アップの法案が可決されました。参議院でもまもなく採決が行われるようです。当初は「社会保障と税の一体改革」ということでしたが、年金と社会保障は先送りされ、有識者らによる「国民会議」で一年以内に結論を出すことになりましたが、社会保障の機能強化と皆保険制度堅持という文言が削除されていると言うことで,今後医療がどうなるか予断を許さないところであります。

 また今回の診療報酬改定では、微増の部分の多くは病院に回り、診療所への配慮は無かったと感じています。消費税のアップ分は社会保障に廻すといっても、はたして医療にどれだけ廻ってくるのか不透明で、診療所の多い耳鼻咽喉科は経営そのものが危うくなりかねません。

 このような状況の中、総会で承認頂いた事業計画を着実に実行して、継続事業はもちろんのこと、役員の皆様と知恵を出し合って活動の幅を広げて、耳鼻咽喉科臨床医が安心して医療を提供できるよう、全力を尽くしたいと思います。

 これからの2年間、新役員一同、最善の努力を尽くす所存でございますので、宜しくお願い申し上げます。

 新執行部の発足に当たり、会員先生方のご理解とご協力をお願い申し上げご挨拶と致します。

理事長 伊東祐久